量産車・2次車などの仕様を楽しむ
鉄道模型に限らずプラモデルや模型の世界では、実際の対象物をどこまで精巧に再現するか、が最も重要であると言っても過言ではありません。
鉄道模型の場合は、実車の雰囲気がいかに再現されているか、あるいは実車の仕様をいかにリアルに再現しているかによって、ユーザーの満足度が大きく左右されます。
実際の鉄道車両では、登場した年代などによって、試作車・量産車の他、1次車・2次車など、細かな仕様の相違点がある場合も多いです。KATOからはかつて、国鉄時代に登場した現JR201系が、先行試作車の仕様で発売されていたことがありました。
また国鉄電気機関車の代表形式であるEF58やEF65、EF66では、実車では全面窓の大きさやつらら切りの有無、パンタグラフの違いなど、登場年代によって見逃せない相違点があります。
これらも各メーカーからすべて再現された仕様で各形式が発売されているので、こだわるモデラーにとっては嬉しい点です。